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2015.10.15

『けやきひろば 秋のビール祭り 2015』をピックアップ!

貴戸“トム”光彬 貴戸“トム”光彬

2009年から毎年春と秋の年二回開催されているこの大型ビールイベントは年々規模が拡大し、今年の出展数は104店舗。国内外のビールがなんと300種類以上提供された。9月18日から23日の計6日間開催され、全日訪れてたとしも、すべてのビールとフードを制覇することは難しそうな規模だ。そんな大型ビールイベント『けやきひろば 秋のビール祭り 2015』に行ってみた。

けやきひろばビール祭りは、今年で7年目。開催ごとに規模やイベント内容が充実していく。春は、さいたまスーパーアリーナ脇の「けやき広場」で行われ、秋はさいたまスーパーアリーナ内「コミュニティーアリーナ」で開催している。

会場へ足を踏み入れると、まず驚くのが会場の広さと人の多さ。地図が無ければ欲しいビールが見つからないほど、出店ブースが多い。入り口に大きな地図はもちろん、イベントの冊子も配られているため、これらをガイドに飲みたいビールを探す。

最大の特徴は、ビール出店者がビアパブと組むなどしながら、必ずフードも提供していること。自分たちのビールに合わせたフードや、地元の名産品などが提供されているため、ビールが飲めない大人や子供なども楽しめるイベントとなっている。開催がシルバーウィーク中で入場無料、また「さいたま新都心」という土地柄もあり、会場内にはファミリーが多く見られた。

ビールは、300円〜購入することができるほか、多くの出店者は「お試しセット」として自社ビールを4種類1000円で提供している。北海道から沖縄まで、普段は都内でなかなか見かけないブルワリーのビールも数多く、さらになじみのあるブルワリーでもイベント限定ビールを提供するケースが多いため、贅沢な悩みであるがビール選びに迷ってしまう。

国内のクラフトビールだけでなく、アメリカンクラフトビール、ベルギービール、ドイツビールなど、世界のビールが一度に楽しめるこのイベントは満足度が高い。時間が足りなくて、飲みたかったビールをすべて飲めなかった酒豪の皆様は、それらのビールを出口近くの売店で見つけて購入して帰ったかもしれない。また来年の春にこのイベントに行く楽しみを残しておくのも一つの手だろう。 

 

貴戸“トム”光彬

貴戸“トム”光彬

この著者の記事一覧

beer365代表。海外で18年間過ごし日本へ帰国。音楽業界で8年勤め、現在貿易関連会社勤務。2010年、仕事がきっかけでクラフトビールと出合う。日本地ビール協会( JCBA)認定ビアテイスター、ビアコーディネイター。