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ビジネス

2016.03.07

Beer & Book Loverに朗報!「森の図書室」2号店、3/18表参道にオープン

野田幾子 野田幾子

クラフトビールや日本酒などを楽しみながら、本を読んだり借りたり。本好きな大人が集まる東京・渋谷の「森の図書室」が、3/18(金)表参道ヒルズに「森の図書室2号店」としてオープンする。また、”誰かのとっておきの一冊に出会える本棚”をつくるための資金調達を、クラウドファンディングサービス「READYFOR」で3/16(水)まで受け付けている。

「森の図書室」は、さながら「“森さんちの”図書室」

2014年7月に東京・渋谷にオープンした「森の図書室」。「本と人がつながる場所」をコンセプトに運営しているのは、“図書委員長”(代表)の森俊介さんだ。幼い頃から外で遊ぶよりも本を読むのが大好き。読んだ本に登場した「田舎に私設図書館をつくったおじいちゃん」に憧れ、クラウドファンディングで日本最高の目標達成率、9530%を樹立。幼い頃からの夢を30歳にして渋谷で実現させた。

ここには、森さんが幼い頃から購入してきたものや、寄付で集まった書籍──文芸や写真集から英文法やビジネス書など、あらゆるジャンルが混在する。まるで森さん宅に招かれたかのような感覚。そんな「“森さんちの”図書室」では、ビールやビアカクテルを楽しみながら読書をしたり、気に入った本が借りられる。定期的にイベントも開催しており、詩人の谷川俊太郎もここを気に入り自らイベントの企画を持ち込んだというから驚きだ。

2号店にはクラフトビールや日本酒も

3/18(金)、東京・表参道に「森の図書室2号店─表参道ヒルズ─」がオープンする。渋谷の1号店と同じく「お酒が飲めて、おしゃべりも楽しめる、友達の家のように気軽な空間」。クラフトビールや日本酒も扱う。『表参道の買い物帰りに「友達の家にふらっと立ち寄り、本を読みながら一杯飲める』そんな気軽に立ち寄れる居心地良い空間を作ります」(森さん)

■「森の図書室2号店─表参道ヒルズ─」グランドオープン
3月18日(金)11時〜21時

住所:150-0001東京都 渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 本館B3F

クラウドファンディングで3/16(水)まで支援受付中

2号店オープンにあたり、書籍購入のためのクラウドファンディングを「READYFOR」で一口3,000円から支援を受け付け中。「森の読書感想文入りのコースター12種」「森の図書室(渋谷店)永久会員権」などのリターンをを手に入れられる。目標金額の100万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立する仕組みだ。

・目標金額:1,000,000円
・募集期間:2016年2月29日(月)〜3月16日(水)23:00

特に注目したいのは、3,000円の「自分のとっておきの一冊をメッセージ入りで本棚に置く権利」。森の図書館2号店に置いてほしい本に名前と応援コメントを記入すると、森の図書館の最大の特徴である「誰かの一番好きな一冊が並ぶ本棚」に収められる。自分のお気に入りが誰かにとっても大切な本になる──。本を通して人とのつながりをリアルに感じられる場所、想いのつまった本に囲まれクラフトビールを楽しめる場所がまたひとつ増えることに、喜びを禁じ得ない。 

野田幾子

beer365magazine編集長、日本ビアジャーナリスト協会副代表。各国のビール文化に興味を持ち、国内ビアカルチャー醸成に尽力中。好奇心旺盛。ビール×著名人を招いた他ジャンルのイベント開催、クラフトビール講座も。『極上のビールを飲もう!』シリーズ、『ビアびより』『日本のクラフトビール図鑑』ほか、企画・編集・共著多数。ビアコーディネイター、ビアソムリエ。