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12月1日東京麹町エリアにオープンしたのが「No.4(ナンバーフォー)」。JR・東京メトロ飯田橋駅から4分ほど歩くと、左側に周りにビルもなく広々とした空間に一軒のオシャレな建物が見えてくる。古いビルが立ち並ぶ麹町エリアだが、ビルに囲まれていない平屋なので見つけやすい。

お店に入るとまず目に入ってくるのが焼きたてのパンだ。タイソンズ&カンパニーが手がける「ブレッドワークス」のもの。ベーカリーなのか、カフェなのか…、なかなか珍しい空間作りである。パンは20種類ほど置いてあり、持ち帰りもしくは、店内で食べることが可能となっている。

お店の中央からはオープンキッチンが見え、中には本格的なピザを焼く釜も設置してある。今回は焼きたてのピザを食べる機会がなかったが、再訪した際には必ず食べてみたい。

メニューや本日のスペシャルなどは黒板に書かれており、朝、昼、夜とそれぞれメニューが異なる。ドリンクはクラフトビールをはじめ、３、４種類の厳選されたグラスワインやコーヒー、カフェラテなどを提供する。

T.Y HARBORの系列店ということで、やはり楽しみはクラフトビールだ。筆者が訪問した際に提供されていたのは、T.Y. HARBORで醸造されたアンバー、ペールエール、ウィートの3種類。カフェのような空間でクラフトビールが提供され、気軽に楽しめる機会はなかなかない。クラフトビールは専門店でしか楽しめないことが多いので、この雰囲気の中で気軽に楽しめるのがうれしい。

お店の奥へ進むとテラス席がある。寒くなってきたこの季節は、暖房やストーヴなどが設置され、また一味違った雰囲気が楽しめる。夏はこのテラス席でクラフトビールと焼きたてピザを楽しめると思うと、今から楽しみだ。

No.4の業務形態をひと言で紹介するのは非常に難しい。ただ、今までなかった新鮮な空間であることは確か。運営会社であるタイソンズ&カンパニーの他店舗もそうだが、空間作りを大事にしていることが分かる。おそらく、これまで立ち上げてきた様々のお店の特徴(ブルワリー、ベーカリー、コーヒーショップ、ケーキショップなど)を一つにまとめた集大成なのかもしれない。市ヶ谷や麹町に立ち寄った際、是非利用したい。