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beer365 magazine ビアサンロクゴ

コラム

2017.11.20

世界一周ビアライゼ vol.06 ─オーストラリア05─

若松 節 若松 節

旅で出会ったビールを土地の風景と共に写真におさめるビアフォトグラファー、若松節。世界を巡る旅で見つけたビールや、人々との出会いを描き出すビアコラムです。オーストラリア編、最終回。〝Circus〟の名を持つビールを入手したら、町にサーカスがやってきた!

Today’s Beer

名前 / スタイル:3 Pub Circus Featuring Mr Marcello Barbell and Artisan Ale / Wheat Ale
産地 / 醸造所:オーストラリア / Brewpack
度数:4.4%
色:白濁りした金
ボディ:ライト~ミディアム
テイスティングノート:シトラス、トロピカルフルーツ系のアロマ。小麦とパイナップル、そしてピーチのようなフレーバーが印象的。ホップにはギャラクシーとシトラを使用。小麦の口当たりの柔らかさをベースに、弾けるホップが生み出す多様なアロマ、まさにサーカス!!

町にサーカスがやってきた

オーストラリア東部の主要都市を巡り、たどり着いたイニスフェールと言う小さな町。ケアンズから車で一時間程郊外に出た田舎町だ。これからの旅資金、もといビール資金を稼ぐ為にここに滞在し働いていた。

朝早くから昼過ぎまでバナナファームで働き、

夕方からは仲間とビールで疲れを癒す。夜になると街灯1つない道路は満点の星空に覆われる。

娯楽施設の無い田舎町、やることと言えば飲むことだけ。収入があると言うことも手伝って、週に1カートンのペースでビールを飲む生活を送っていた。
イニスでの生活が始まってしばらくの後、住んでた家の目の前の広場にサーカスがやってきた。

サーカスを観るなんて何年ぶりだろうか? 小学生以来。ちなみに私は空中ブランコとか己の能力勝負な演目が大好き。あーやってみたい!(笑) 逆に、ライオンとか猛獣の芸が少し苦手である。鞭でムリヤリ動かされてるの可哀想に見えてしまって。

サーカスが来る少し前、ケアンズにある大きいボトルショップでジャケ買いしたビールがある。今回の「Today’s Beer」がそれだ。サーカスと言う名のビールでラベルが面白くてつい買ってしまった。そしてその直後にサーカスが来た。どこで撮影しようか考えてたけど、タイミング良すぎ!ついてる!!

撮影はもちろんサーカステントをバックに。サーカスの持つ楽しさ、どことなく怪しい不気味さ、夢と現実の狭間感。トップの写真はそんなイメージで撮ったお気に入りの一枚♪

さて、資金も稼いだ。

オーストラリアに別れを告げ、飛行機に乗り込む。

向かう先は……。 

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若松 節

1986年、横浜生まれ。旅で出会ったビールをその土地の風景と共に写真におさめるビアフォトグラファー。24歳の時にビールの魅力に取り憑かれ、学生時代から好きだった旅にビールという楽しみが加わる。旅経験は国内全都道府県、海外は21ヶ国。「ビールは太る」と巷では言われるが、Bier loverたるものビールの量は減らさない! をモットーに、Bier loverの為のエクササイズ方法を考案中。