コラム
2019.11.15
【04】1 Day 1 Beer プロジェクト─サンフランシスコ独自の新たなビアシーンの流れ

11月でも気候の良いLAを後にし、北上して向かったのは様々なカウンターカルチャーが生まれた街、サンフランシスコです。覚悟はしていましたが、それでもLAの後に来るとやっぱり寒い!
アンカーブリューイング(Anchor Brewing)のように著名なブルワリーをはじめ、多くのブルワリーがひしめき合うビールのメッカであるサンフランシスコは、現在全米で最も物価が高い街。様々なサブカルチャーやカウンターカルチャーが生まれただけあって、やはり独特な時間が流れていると感じました。
数日の短い時間しか滞在できませんでしたが、その中で訪れたビアスポットの幾つかをご紹介します。
@HOPWATER DISTRIBUTION
@BLACK HAMMER BREWING
@BAREBOTTLE BREWING Co.
幾つかのコンペでの受賞を経て2016年に現在のブルワリーを開業したBAREBOTTLEは小高い丘の上にあります。十分な広さを活かしたブルワリーとタップルームが併設する開放的な空間で、ホームブルースクールを開催しているところに、彼らの出自を感じさせます。
@STANDARD DEVIANT BREWING
そこに新たな風景を造り出している比較的新しいブルワリーからは、流行りを追わず何も気負わずに、自分たちの価値観でワンアンドオンリーなビールを造ることを目指している印象を受けました。それは、カウンターカルチャーが生まれたこの街独自の空気間が感じられるようでとても楽しかったです!
千田 晋
「Brewer's Beer Stand 34」オーナー。映画業界を経てクラフトビール業界入り。ブルワーとセールスに従事し、クラフトビアバーをオープン。海外在住時に魅了されたビールの自由さを、様々なカルチャーを交えて多くの人に伝えたい!