コラム
2019.12.06
【07】1 Day 1 Beer プロジェクト─ワインの地でも発展していたビアシーン

約1カ月の南米・北米滞在を終え、向かったのは人生初のヨーロッパ大陸!
まずは、最初の訪問地、ポルトガル・リスボンとそのお隣、スペイン・マドリードからお伝えしていきます。やはりヨーロッパの街並みは風情があって良いですね!
@QUIMERA BREWPUB
◆QUIMERA BREWPUB Black Currant Barrel Aged Sour/Alc 4.6%/IBU na
QUIMRRAはブルワーの旦那さんと元女優の奥さんで経営しており、とても和やかな雰囲気の中で、「ポルトガルのビール文化はまだ始まったばかりだけど、大手コマーシャルビールにはない、ビールの多様性をもっと広めていきたい」と、陽気に語っていたのが印象的でした。
さて、次はお隣の地、スペイン・マドリードへ移動しましたが、リスボンより整然としたダイバーシティな感じがするマドリード市内にも多くのビアスポットがあり、リスボンと同様にビアシーンが活性化しています。
@FABRICA MARAVILLAS


◆FABRICA MARAVILLAS Mosaic Lager/ペールラガー/Alc.4.8%/IBU16
モザイクホップを使用したペールラガーで、クリーンで軽くて低めなIBU設定が良いですね。その他にDIPAなどモルト風味を美味しく飲ませるビールもラインナップされていましたが、店主の奥さんと話しをしている最中にもお客さんがドンドン入ってきていました。
音楽やアートのように、ビールも、言葉がなくても通じ合える世界共通文化であることを改めて強く感じた数日間でした。
千田 晋
「Brewer's Beer Stand 34」オーナー。映画業界を経てクラフトビール業界入り。ブルワーとセールスに従事し、クラフトビアバーをオープン。海外在住時に魅了されたビールの自由さを、様々なカルチャーを交えて多くの人に伝えたい!